| 4年前のキーワードは「需要の強さは七難隠す」でした。緩めすぎたり引き締めすぎたりしてギクシャクすることはあっても、基本的に需要が強い国は経済が成長するということです。日本のように略ゼロ金利でも需要不足で低成長を続けている国とは根本的に異なるわけです。財政赤字も不良債権問題も過剰設備も、経済が成長すれば自然に解決する問題だと記しましたが、基本的にそうなっています。
4年前の基本的な視点は、日本の高度成長期との比較でした。設備投資が活発で、外国の技術にキャッチアップする過程で生産性も生産力も急速に伸びた一方で、需要も爆発的に伸びました。公害やマイルドなインフレ等はありましたが、成長を止めるようなものではありませんでした。高度成長期の日本は外貨不足と労働力不足に悩まされましたが、中国は外貨準備が豊富で労働力も農村に十二分にありますから、むしろ当時の日本よりも恵まれています。
こうした基本的な認識は、現時点でも変更する必要はないでしょう。大局観としては、中国に強気を続けて問題ないように思います。
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