愚息も受験をしましたので、体験記を書いてもよいのですが、愚息は周囲の叱咤激励をものともせずにマイペースを貫いていましたので、後輩受験生のお役に立てるとも思われません。そこで、雑感を何点か記すことにしたいと思います。
真面目な話からすると、中学によっては知識の詰め込みをするのではなく、考えさせる問題を出すところが少なくないということです。社会では、時事問題を出す学校も多いので、ニュースにも興味を持っている必要があるでしょう。受験というと無味乾燥な年号の丸暗記といったイメージがありますが、必ずしもそうではないようです。
親にとって朗報は、サラリーマンとしての常識が役立つような時事問題が結構あり、受験生が親を見直す契機となる可能性があるということです。(もっとも、時事問題を出さない学校も多いので、子供の前で受験問題に挑戦してみる場合には、学校を慎重に選ぶ必要があることは言うまでもありません)。
チョッと驚いたのは、受験当日の朝に塾の先生が中学校の前で朝早くから受験生を励ましていたことです。受験生の役に立っているのかどうかは疑問であり、多分に付き添いの親に対するパフォーマンスなのでしょうが、受験日が他の学校とずれている中学では、何千人という受験生が何百人という塾の先生たちの間を通っていくことになるわけで、一見の価値がある風景と言えるのかも知れません。
自らの商才の無さを思い知らされたのは、私立高校の文化祭で「合格コーヒー」という喫茶店のメニューを見た時です。筆者親子が貢献したこともあり、当店は着実に売上を伸ばしていたようです。高校生であった頃の筆者達が文化祭で喫茶店をやった際には、女子高生を呼び込もうとして空しい努力を続けていたものですが、さすがに最近の若者は商機に目ざといということでしょうか。
合格グッヅといえば、いま一つ興味深かったのは、五角形の「合格鉛筆」です。これは市販されているものではなく、某所で頂戴したのですが、もしも特許がとっていないのであれば、どこかの鉛筆会社が大々的に売り出せば売れるのではないでしょうか。
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